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アウトドア人気が急上昇していると同時にSUV車人気も急上昇している中、スズキの軽SUV車である「スズキ新型ジムニー」と「スズキハスラー」も人気急上昇中です。
「同じ軽SUV車でもどう違うの?」「どっちが自分に合ってるの?」という方に、今回スズキ軽SUV対決で徹底比較し勝敗を決めてみました。数々の賞の受賞してるハスラーと、20年ぶりにフルモデルチェンジをした新型ジムニーはスズキの中でも代表作です。
果たして同じスズキから出ている車でも、どんな結果になるのか。ボクシングの実況風に紹介していきたいと思います。
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「エースのジムニー」VS「ルーキーのハスラー」の幕開け



さぁついにSUV大好き長塚家にも火花が散りだしました。早速両者の意見が分かれております。見た目からするとおそらく男性はジムニー、女性はハスラーといったように男女で好みが大きく分かれそうです。
ちなみに「そもそもSUVって何ぞや?」という方に簡単にSUVについて説明しておきますね。
では熱き戦いを始める前に、両車の誕生エピソードを簡単にご紹介致しましょう。誕生のきっかけを知ることで、さらに思い入れが深まりますね。
新型ジムニーはこうして生まれた

引用:スズキ公式HP
1970年軽自動初の本格4輪駆動としてジムニーは誕生しました。誕生のきっかけとなったのは、1967年自動車業界から撤退したホープ自動車からスズキが製造業を買い取ったことです。
土木・建設・林業といった現場で実用車としてのスペックを備えた「プロの道具」、またアウトドアも手軽に楽しめるクルマとして軽自動車業界に新しい風が吹き始めました。
モデルチェンジや改良を繰り返しながらも、高いオフロード(舗装されていない道)に強い走行と独特なフォルムで多くの支持を集め、基本的な構造は長年経った今もなお継承し続けています。
今ではスズキのオフロードの代表作です。長い長い歴史を経て、ついに20年ぶりのフルモデルチェンジをして帰ってきた新型ジムニーはなんと納期が1年以上待ちという驚異的な人気を見せつけています。
その人気のひとつとして原点回帰デザインを思わせる四角いボディは、流行りの空力重視や丸みのあるデザインのボディスタイルとはかけ離れていて、むしろレトロ感を感じさせます。
レトロ感が再ブームとなってきた現代にぴったりの車かもしれません。

ジムニーの新旧の比較についてや、フルモデルチェンジの最新情報についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
ハスラーはこうして生まれた

引用:みんカラ
2014年クロスオーバーSUVタイプ軽自動車として発売されると同時に、遊び心があるインパクトな見た目とアウトドア仕様が注目を集め、当初から大人気となりました。
誕生したきっかけは、後継モデルなく11年間の時を経て生産終了した「Kei」を惜しむ声がありました。その名の通り「Kei」は「軽自動車の中の軽」としてスズキの渾身作でした。
それを聞いた鈴木会長は「軽自動車でクロスオーバーSUV車の需要はある!!」と感じハスラーの開発をスタートしたとされています。
そしてなんてったって、キングオブ軽とも言えるワゴンRを世に広めたスズキです。これはもう最強の武器ですよね。この軽自動車の基盤も武器として、スズキの長年の経験を詰め込みハスラーは生みだされたのです。

なるほど、両車ともにスズキの熱い想いが込められていますね。では早速、様々な点から2つを比較しながら勝者を決めていきたいと思います。一体どんな戦いが繰り広げられるのかーーっ!!
ジムニーを売った時はどうなんでしょうか。リセールバリューや中古ジムニーに興味がある方はこちらどうぞ。
ラウンド①ビジュアル・大きさ対決

さぁ!!スタート致しました軽SUV対決。このビジュアル対決は好みによって意見が分かれるので、勝敗を決めるのは難しいですが、大きさや小回りといった点で勝敗を決めていきましょう。
まずハイライトと気になる勝負結果がこちら。
- ハスラーの方が小回り性能が高いので街乗りや路地では有利。
- ジムニーの方が最低地上高が高いので悪路にはより強い。
- 普段使いで乗るなら小回りが強いハスラーの勝利。
どのような内容の戦いだったのか、詳しく見ていきましょう。
「オフロード感満載のジムニー」の特徴
引用:スズキ公式HP
- 丸型のヘッドランプと角ばったフォルムがオフロード感を強調している。
- ハスラーに比べるとボンネットが少し長め。(縦向きのエンジンを搭載した後輪駆動がベースのため)
- 後部座席にドアがない3ドアになっている。
- バックドアにスペアタイヤを装備しているのも大きな特徴。
新型ジムニー外装の口コミ
- よくぞこの四角い形で出してくれました。(数年前雑誌で出た予想CGの丸っこい次期ジムニーだったら買わない)
- 軽自動車を感じさせないデザインがいいと思いました。
- もうこれは文句言う人はいませんね、良いです。軽自動車とは思えんくらい大きくてカックカクです。
- 先代のジムニーと比べたら、新型の方がカッコいいですね。四角いし、ヘッドライトも丸くなりましたし。
- 洗いざらしの国産ジーンズと良質な無地のコットンシャツをさり気なく着こなしてるイケメン男子的なエスクテリアデザインです。
- 海外では、メルセデス・ベンツのゲレンデヴァーゲンに似ていることから、「ベビーG」と呼ばれているようですね。
引用:価格.com

「女性でも似合うSUVのハスラー」の特徴
引用:スズキ公式HP
- 丸型のヘッドランプと角のない丸みのあるフォルムでポップな雰囲気。
- 2トーンカラーやカラーバリエーションがかなり豊富。
- 5ドアでボンネットを短くすることにより車内空間の広さを重視した作り。
- フロント下部には悪路走行時にサスペンションを傷めないようアンダーガードを設置し、アウトドア向き仕様。
ハスラーの外装口コミ
- このキュートな顔には癒されます。飽きない顔ですね。
- ハスラー独特の丸みもあるデザインがクロカン系だけでなく女性にウケてるのもうなづける。
- これが購入の決め手です。形が最近の車にありがちな威圧感やゴツさが無く、ちょっと可愛らしいのが一目惚れでした。
- 漫画から出てきたかのようなスタイリングがこの車の最大なウリですね♪派手なカラーも似合うし、エクステリアは文句なしの満点です!
- デザイン的には好みです。カッコカワイイ感じがとてもいいです。
- 一目で「ハスラー」とわかってしまうデザイン。ごついわけでもないけれど、可愛いというには少し違う絶妙なバランス。男性が乗っても女性が乗っても良し。ポップでおしゃれ。
引用:価格.com

外装大きさ比較
やはり外装では男女で大きく意見が分かれましたが、車体の大きさや小回りはどのような違いがあるのでしょうか。表で比較してみましょう。
新型ジムニー | ハスラー | |
全 長 | 3395㎜ | 3395㎜ |
全 幅 | 1475㎜ | 1475㎜ |
全 高 | 1680㎜ | 1665㎜ |
ホイールベース(前輪と後輪の間隔) | 2250㎜ | 2425㎜ |
最低地上高 | 205㎜ | 175㎜(4WD) |
最小回転半径 | 4.8m | 4.6m |
全長・全幅の大きさは違いがなく、高さはジムニーが少し高いようです。ホイールベースは175㎜の差があるので見た目にもその差がわかるほどです。
おーっとここで両車の違いでポイントとなる点が出てきました。なんと最小回転半径つまり小回りの幅がハスラーの方が小さく優れています。街乗りや路地でこの小回りの効きやすさは大きなポイントですね。

SUVタイプはタイヤサイズが大きい特徴があるので小回りに影響してきますが、SUVの軽自動車に中ではハスラーが最小値です。
しかしジムニーも負けていません。最低地上高(地面からボディの最も低い面)がハスラーより高いです。これは悪路に対応するタイヤサイズの大きさがSUVならではのポイントですね。
新型ジムニーの口コミやカラーについてはこちらを参考にしてみて下さい。
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ラウンド②内装対決

続く第二ラウンドは「内装対決」です。内装インテリアも好みで意見が分かれそうですが、荷室の広さはどちらの方が大きいのでしょうか。どちらもアウトドア向けですが、シートアレンジなんかも気になりますね。
まずハイライトと気になる勝負結果がこちら。
- 新型ジムニーは内装もオフロード思考で高評価。ハスラーの内装はカラフルだが評価はいまいち。
- 車内の広さはボンネットを短くした分、ハスラーが勝利。
- 荷室幅は新型ジムニーが広い。奥行きはハスラーが広いため引き分け。
- シートアレンジは両車ともフルフラットにでき車中泊可能で引き分け。
- 収納スペースはハスラーの方が多く、勝利。
どのような内容の戦いだったのか、詳しく見ていきましょう。
「無骨さが良い新型ジムニー」の特徴
引用:スズキ公式HP
- 水平基調でシンプルながら、力強さを表現した立体感のあるパネルやアームレスト。
- フロントドアのベルトラインに段差を設けて視界を拡大し、オフロードでも車両姿勢を把握しやすい。
- 操作部は太陽などの反射を抑えて、傷や汚れが目立ちにくい素材を使用しアウトドアに対応。
- 地上からの高さがあるが乗り降りをサポートする助手席乗降グリップを装備。握りやすい大型のドアグリップでありながら機能的なデザイン。
新型ジムニーの内装口コミ
- 頭上空間はベルトライン上の絞りがなくなったお陰で前席・後席とも広々。直線的インパネやバルジが無くなって平になったボンネットの効果で、軽とは思えない広さ感があります。
- ダッシュボードは直線基調ですっきりしています。助手席前に握り手が復活。
- 文句なしの内装ですが、運転席にあるパワーウィンドースイッチがないので、かなりスッキリしてますが悪くないです。
- 運転席からの眺めですが、ものすごくよいです。メーター類も見やすく、セーフティサポートに加入したため、標識表示機能などが付いているのですが見やすく、かつ運転の邪魔にならない感じでした。
- スイッチが大きくなり、操作しやすい。フロントガラスの上下幅がJA11の様に思えた。
引用:価格.com

「カラーパネルで遊び心があるハスラー」の特徴
引用:スズキ公式HP
- ボディカラーに合わせたカラーパネル。滑らかな樹脂で光沢ある素材感でステッカーを貼ることも可能。
- 平均燃費、航続可能距離、タコメーター、エコスコア(CVT車)などを切り替えて表示。エンジンON/OFF時にはハスラーオリジナルの専用アニメーションを表示してドライブを楽しく演出。
- 後部座席は左右のシートが独立して調整できるので、後席でもゆったりと座れる。
- ハンドル位置を上下30㎜ずつ調節でき、フロントシートスライドも10㎜ずつ調節可能。シートベルトの高さも調節できドライバーの体格に合わせた設定ができる。
ハスラーの内装口コミ
- ハンドルが思ったより細く、市販の編み込みの本革を巻こうと思っています。
- 中は思ったよりシンプル。なんとなく安っぽかった。
- 黄色の内装です。少し派手ですが気持ちが明るくなる気がします。ドアノブもメッキが施されていてちょっと軽自動車っぽくないですね、いい意味で。
- メーター周りはシンプルですが、この車に合ってると思います。多彩なシートアレンジとシート下の収納は良いですね。
- 高級感はないが、しゃれている。軽自動車としてよく造りこまれている。
引用:価格.com

車内空間・荷室大きさ比較
内装インテリアは外観と同じく評価が分かれましたが、ジムニーの好評価が多いように感じます。では車内空間や荷室の広さはどうなのか表で比較してみましょう。
新型ジムニー | ハスラー | |
車内長 | 1795㎜ | 2160㎜ |
車内幅 | 1300㎜ | 1295㎜ |
車内高 | 1200㎜ | 1250㎜ |
車内の広さで大きく違うのは長さですね。ハスラーの方が広いのは、ボンネット部分の長さの違いです。ハスラーは車内の広さを重視しボンネットは短くなっています。
新型ジムニー | ハスラー | |
荷室高 | 850㎜ | 900㎜ |
荷室幅 | 1300㎜ | 1010㎜ |
奥行き | 240㎜ | 290㎜ |
荷室の大きさを比較してみると、ジムニーの方が荷室幅が広いがことがわかります。そして両車ですが、奥行きがかなり狭いようです。
少しハスラーの方が大きいですが、後部座席を通常の状態にした場合、買い物袋程度で多くは積むことが両車とも困難ですね。


ここでハスラー、ジョブを打ってきました。実はハスラーの後部座席はスライドができるので、一番前まで座席をスライドさせると荷室の奥行きは450㎜に広がるのです。
この広さだと旅行バッグやスーツケースもシートを倒さず積む事ができますね。新型ジムニーは後部座席をスライドさせる機能はないので、少しですが手軽に荷室の広さを調節できるハスラーが有力になってきました。
ちなみに荷室スペースの素材は、泥や汚れたものを置いても拭き取りやすい素材は両車とも譲っていません。
シートアレンジ比較
それでは両車のシートアレンジで車内はどう変化するのでしょうか。シートアレンジ次第では軽自動車でも車中泊の期待もできますね。
まずは新型ジムニーのシートアレンジ。後部座席を倒せば荷室も完全フルフラットになり、広い荷室が確保されます。9.5インチのゴルフバッグは2個横並びが可能になるんです。



引用:スズキ公式HP
後部座席の片方だけシートを倒すことができるので、長い荷物もしっかり積むことができます。フルフラットにすれば、170㎝の男性でも寝転ぶことができる広さなんです。これなら車中泊も期待できます。
新型ジムニーの大きさや、内装についてより詳しい情報はこちらの記事を参考にどうぞ。
続いてハスラーのシートアレンジがこちら。ハスラーもジムニーに負けないシートアレンジです。ジムニーに比べると、後部座席を倒した時少し段差が出るようです。



引用:スズキ公式HP
ジムニーと同様、後部座席の片方のシートだけを倒すこともできるので目的に合った荷室作りができますね。そしてフルフラットにすれば、2名なら十分車中泊できるシートアレンジができます。
ただフルフラットにした場合、両車とも段差はできるのでそのまま寝るのは厳しいようです。車中泊をする場合はマットなどを敷いた方が良いですね。
新型ジムニーの車中泊や電源についてはこちらの記事を参考にしてみて下さい。
収納スペース数比較
車は第二の自分の部屋として色々使い勝手を良くしたくなるものです。収納スペースが多いと、「こんなところに収納してたのさ」と秘密ポケット的な感じでワクワクしますよね。表で比較してみましょう。
新型ジムニー | ハスラー | |
フロント座席ドリンクホルダー数 | 2 | 3 |
後部座席ドリンクホルダー数 | 0 | 2 |
グローブボックス数 | 1 | 1 |
サイドドアポケット数 | 2 | 2 |
小物収納数(フロント座席) | 4 | 9 |
小物収納数(後部座席) | 0 | 2 |
シートバックポケット数 | 1 | 0 |
ラゲッジボックス数 | 1 | 0 |
合計 | 11 | 19 |
ここでハスラー、パンチの威力を見せてきました。小さな収納ポケットも入れて比較してみると、ハスラーの圧倒的な収納スペース数に驚きです。
特に評価の良い収納スペースとして、自助手席シートアンダーボックスが嬉しいとの声が多いです。このスペースは靴が丸々一足分収納できるので、汚れた靴や替えの靴を入れたり、見せたくない掃除グッズなんかも収納できますね。
女性のような収納上手なハスラーの一方、新型ジムニーは細かい収納部分は気にしないという男らしさが見えますね(笑)
ラウンド③乗り心地対決

第三ラウンドは「乗り心地対決」です。どれだけ見た目や内装が気に入っていても、乗り心地が悪く体への負担がかかったり長時間の運転が苦痛になると話になりませんよね。

まずハイライトと気になる勝負結果がこちら。
- 新型ジムニーはグラつきが少なく安定した乗り心地で疲れにくい。
- 新型ジムニーは硬さと柔らかさのバランスが良く街乗りもできる。
- ハスラーは段差や凸凹時の揺れが大きいためマイナス評価が目立つ。
- ハスラーに比べ新型ジムニーの口コミ評価が高く、新型ジムニーが勝利。
どのような内容の戦いだったのか、詳しく見ていきましょう。
新型ジムニー乗り心地口コミ
- 「乗り心地が良い」と感じる人も多いのではないでしょうか。一般道を150km走った際の疲労度は、JB23比で激減。
- 先代のジムニーは乗り心地が終わってましたけど今回はびっくりするくらいシットリとした乗り心地に生まれ変わってます。
- 軽自動車の本格クロカンとは思えないソフトな乗り心地で段差などで揺れますが、そこも含めて楽しくなります。
- 足回りの硬さと収束性がちょうど良く、街乗りでもストレスなく乗用車みたいです。
- ドタバタしていつまでもフワフワするようなことはなく、高速で流してる時はセダンのようです。
- 驚きました!絶妙なバランスの乗り心地。硬さと柔らかさが良いです。軽乗用車と思えない、剛性感で、バンプのいなしもすんなり。
引用:価格.com
ここで新型ジムニー反撃です!! 高評価な口コミが多数見られました。全体的に評価すると「硬さと柔らかさのバランスが良い」「足回りがゴツめなのに安定した走りで疲れにくい」ようです。
特に以前のジムニーに比べると、乗り心地がかなり良くなり落ち着きのある運転ができるようです。オフロードだけでなく街乗りもしやすいのはポイントが高いですね。
ハスラー乗り心地口コミ
- サスペンションの設定のせいかかなり揺れます。
- ハスラーはよく揺れるが決して硬くはない。SUV感を出してるのだろうが、この揺れはもう少し抑えて欲しい。
- 揺れながら進むイメージ。段差などあるとよく揺れます。ここは好みが分かれると思います。
- 確かに歩道と車道の間のような大きな段差を超えるときには驚くほどグラングランして驚きました。しかし普通の段差に関しては予想ほどではなかったです。
- 路面の凹凸を乗り越える際の弾む感じ、スピードがのっている状態だと、やや横滑りしてるのかと思うくらいです。
- 細かい凹凸では確かにラパンの様な低い車の方が、しなやかにいなす感じは否定できませんが、ハスラーの少しフワフワした乗り心地は嫌いじゃ無かったです。
引用:価格.com
ここがハスラーの弱点なのでしょうか。口コミを見てみると「段差でフワフワ弾む、よく揺れる」というマイナス評価が多く見られました。
「軽自動車なんだからこの揺れは想定以内で気にならない」という方もいるようですが、新型ジムニーではあまりマイナス評価がなかった分、ハスラーはダメージが大きいですね。
新型ジムニーの試乗体験や納期についてはこちらを参考にどうぞ。
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ラウンド④価格対決

第四ラウンドは「価格対決」です。人間誰しもお金にはシビアになるものです(笑) グレードによって価格が変わるので、それぞれ比べてみましょう。
まずハイライトと気になる勝負結果がこちら。
- 新型ジムニーのおすすめグレードは「XCグレード」。より悪路に強い装備内容やデザイン。
- ハスラーのおすすめグレードは「Xターボ4WD」。より高級感のある内装や装備内容も豊富。
- おすすめグレード車の価格で比較すると「新型ジムニー1,744,200円」対「ハスラー1,674,000円」でハスラーの勝利。
- より悪路を走るユーザーの場合は新型ジムニーの方がおすすめ。
どのような内容の戦いだったのか、詳しく見ていきましょう。
新型ジムニーはグレード3種類、ハスラーは10種類
- XGグレード……1,458,000円~
- XLグレード……1,582,200円~
- XCグレード……1,744,200円~ (新型ジムニーは全車ターボエンジン搭載)
XGはベーシック、XLは中級、XCは上級となる。
違いを簡単に説明すると…
「XGは後部座席のヘッドレストもなく標準装備が乏しい。XLとXCではカラーやアルミホイール、ヘッドランプウォッシャーなどの装備が違う。グレードによる安全装備の違いはない。」

- Aグレード2WD……1,100,520円~
- Aグレード4WD……1,221,480円~
- Gグレード2WD……1,183,680円~
- Gグレード4WD……1,299,240円~
- Gターボ2WD……1,359,720円~
- Gターボ4WD……1,486,080円~
- Xグレード2WD……1,461,240円~
- Xグレード4WD……1,587,600円~
- Xターボ2WD……1,547,640円~
- Xターボ4WD……1,674,000円~
Aはベーシック、Gは中級、Xは上級となる。
違いを簡単に説明すると…
「主に外装と内装のオプション装備がアップし、Xグレードになると特に内装の高級感が更にアップする。」


装備も多く、また車内の広さやシートアレンジの充実さを含めるとこの価格は割安だと思いますよ。
となると、新型ジムニーのおすすめ車は「XCグレード……1,744,200円~」対するハスラーおすすめ車は「Xターボ4WD……1,674,000円~」。どちらもターボと最上級クラスのグレードですね。
このおすすめタイプで2つを比較すると、ハスラーXターボ4WDが7万円程価格が低いので勝利になります。ここでハスラー、巻き返しを見せてきましたね。

新型ジムニーのエコカー減税についてはこちらを参考にどうぞ。
ラウンド⑤燃費対決

第五ラウンドは燃費対決です。歴代ジムニーは燃費が良くないという声が多数ありましたが、新型ジムニーはこの弱点を克服できたのでしょうか。ここまでの戦いはハスラーが優位ですが、新型ジムニーどうでるのか!!
まずハイライトと気になる勝負結果がこちら。
- 新型ジムニーの公式燃費は「16.2km/L(5MT)」「13.2㎞/L(4AT)」で実燃費とほぼ変わりない。
- ハスラーの公式燃費は「32.0㎞/L」「27.8㎞/L(ターボ)」で実燃費は「16~18㎞/Ⅼ(街乗り)」「20㎞/Ⅼ前後(高速)」で公式燃費より燃費は悪い。
- 新型ジムニーの燃費が悪いのは、悪路走破性に重視しているため。
- 燃費比較だとハスラーの方が燃費が良く、勝利。
どのような内容の戦いだったのか、詳しく見ていきましょう。
新型ジムニーの公式燃費
引用:スズキ公式HP




ハスラーの公式燃費
引用:スズキ公式HP


JC08モードは一定条件で出された数値だから実燃費との差が大きくてよくがっかりするけど、WLTCモードは各モードを平均的な使用時間で配分するから、より実燃費に近い数値で差も少ないんだよ。

新型ジムニー燃費口コミ
- 燃費重視の車ではないので褒められるほど燃費がいいとは言えません。走り方にもよるでしょうけど、10㎞/Lを切らない位では走れると思います。
- 都心の平坦な道路をエアコンオン2人乗車で9㎞。ちなみにカタログ燃費は11㎞(市街地基準)なのでカタログ燃費に対して82%を達成している。
- まぁこれを期待する車ではありませんね・・・。試乗車の燃費計は10㎞/Lくらいでした。ただタンクが40Lもあるので、東京-名古屋片道くらいはなんとかなりそうです。
- ここは気にせず乗る人の為の車種です。1040kgある軽のターボなので、街乗りは10行けば充分か。
- 郊外の信号の少ない一般道(カーブ・アップダウンは多め)を150㎞走って計測。60k㎞/hで5速2400回転、17.5㎞/l(平均燃費計)。奇しくも、WLTC-Mモードの数値とピッタリ一致しました。
- 片道12キロの通勤でリッター12㌔(山坂道あり)高速道路で16㌔。この形でATでこれだったら上出来じゃないでしょうかね。
- ATです。長距離で17、街乗り平均14。
- 平均燃費16.2㎞になりました。
エアコンはかけていませんが、街乗りメインなので十分といったところではないでしょうか?
引用:価格.com



ハスラー燃費口コミ
- 納車後一般路を230km走り19.6km/Lでした。
- 平均で15くらい。まあターボですから良くはないですね。
- 約1000km走って、21㎞/㍑の燃費です。7年前に妻が乗っていたワゴンRターボは、12㎞/㍑の燃費だったので、軽自動車の技術の進歩に驚きました。
- 埼玉県から栃木県への80kmの燃費は28㎞/lを超えました。ノーマルタイヤでオーディオナビとライトのみ点けていた結果です。
- 納車後1000キロほど走ったところでリッター20キロとなりました。エコを気にせず運転しましたが、あまりアクセルを踏み込むタイプではないです。
- 20,000㎞走ってみた結果、だいたい21.5㎞に落ち着きました。軽で省エネ走行は苦痛なので普通に運転した値です。
- 街乗り(名古屋)でも15㎞以上、高速では20㎞以上は普通です。
- 冬場で17.6㎞/L。夏場では21㎞/Lを叩き出した。高速では、あまり燃費が良くなかった気がする。
引用:価格.com


ここで新型ジムニー、またもやピンチを迎えております。やはりフルモデルチェンジをしたとはいえ、新型ジムニーでも燃費を大幅に良くすることは難しいようですね。
その理由は悪路に強い新型ジムニーだからこそ燃費が悪い原因があったのです。その理由を簡単にまとめてみました。
- どのグレード車も同じエンジンで、4駆動、ターボが装備されている。
- ハイブリッド仕様車はなくガソリン仕様車のみしかない。
- ギア比が高いため、ガソリンを多く消費する。
- 車体の重量が重たいのでガソリンを多く消費する。






新型ジムニーは、走る目的が「悪路走破性」に重点を置いてるため燃費が悪くなる理由がきちんとあったんですね。燃費だけで比較すると、新型ジムニーの方が悪いですが悪路走行にはかなり期待できそうです。
新型ジムニーの維持費や燃費についてより詳しい情報はこちら。
ラウンド⑥悪路走行性対決

第六ラウンドは「悪路走行性対決」です。ここでは圧倒的に新型ジムニーの方が優位かと思われます。しかし一方でハスラーもSUV車です。両車の違いはどう戦うのでしょうか!!
まずハイライトと気になる勝負結果がこちら。
- 新型ジムニーはオフロード向き様に徹底した作り。悪路走破性は軽自動車最強。
- ハスラーはオンロードでは新型ジムニーより優れている。
- 悪路走行性では新型ジムニーの勝利。
どのような内容の戦いだったのか、詳しく見ていきましょう。
新型ジムニーはオフロードの強さ軽自動車No.1
引用:スズキ公式HP

新型ジムニーの代名詞とも言えるのが「悪路走破性」ですね。オフロードの強さで、軽自動車の中では新型ジムニーを超える車はないと言われています。
その理由として先ほど燃費が悪い理由の中に車体の重さがありましたが、これもオフロードに強いラダーフレームを採用しているからです。他の軽自動車と大きく違う点がこちらです。
- 本格クロカン車に採用されるラダーフレームを搭載していて、より凸凹道にも強い安定性。
- ブレーキLSDトラクションコントロール機能を採用し、プロ並みの運転操作を簡単に実現できる。
- オフロード性能が良く、凸凹道を走ってもガタガタうるさくない車体性能。
- パートタイム4WD搭載で、急勾配や雪道、泥道のぬかるみの脱出に強い。
- 厳しい環境であってもバンパーやアンダーボディーが障害物に接触しにくいよう計算された対障害角度。



オンロードではハスラーが優位
引用:スズキ公式HP
あくまでもオフロードに重視した新型ジムニーなので、オンロード走行ではやはり燃費の面も考慮するとハスラーの方がかなり優位のようです。
新型ジムニーはホイルベースが短く車高も高いので、横風の影響を受けやすい点、ハスラーのほうがより走行性能は安定していると言えますね。
もちろんハスラーもSUVとしてオフロードに強い車なので、雪道やわだちといった悪路走破性は確保されています。
新型ジムニーの不具合やオイルに関する詳しい情報はこちらを参考にしてみて下さい。
ラウンド⑦安全装備対決

第七ラウンドは「安全装備対決」で最後の戦いになります。特に新型ジムニーは悪路走破性に優れているものの安全装備はちゃんとしてるのかは気になりますよね。果たして守備力が強いのはどちらなのでしょうか。
まずハイライトと気になる勝負結果がこちら。
- 新型ジムニーは前席サイド&カーテンエアバッグの「6SRSエアバッグ」が全車標準装備。
- 新型ジムニーはフロントウィンドウ上部に単眼カメラで標識を読み取る「標識認識機能」がある。
- 新型ジムニーとハスラー共通した安全装備も多いが、特にエアバッグの機能性などで新型ジムニーが勝利。
どのような内容の戦いだったのか、詳しく見ていきましょう。

いえ、なんと先に勝負を決めてきたのは新型ジムニー!! 実は新型ジムニーはハスラーにない安全装備が、これまたオフロードを考慮して装備されているのです。新型ジムニーにあってハスラーにない装備や特徴的なものを簡単に説明していきましょう。
安全装備の違いその①「6SRSエアバッグ」

引用:スズキ公式HP
普通のエアバッグは頭部や胸部を守る為に、前方部分にエアバッグが出るのが一般的です。新型ジムニーが搭載しているエアバッグはなんと、前席サイド&カーテンエアバッグを装着しています。
しかもこの装備が全車の標準装備されているのが嬉しいですよね。横転時の衝撃から守るこの装備は、悪路走行時の横転した場合を想定しての装備でしょうか。ジムニーらしいですね。
安全装備の違いその②「標識認識機能」

引用:スズキ公式HP
新型ジムニーにはフロントウィンドウ上部に単眼カメラとレーザーレーダーが搭載されています。その単眼カメラが道路の標識を読み取って、ブザー音と車内メーターにて知らせてくれる機能です。
「車両侵入禁止」「はみだし通行禁止」「最高速度」「補助標識終わり」の4種類をお知らせしてくれるんです。他の車メーカーではロードサインアシスタントと呼ばれている機能になります。


引用:スズキ公式HP
上の画像はハスラーの安全装備の代表的なもので、もちろんハスラーにも安全装備がきちんと搭載されています。ただやはり、新型ジムニー標準装備の前席サイド&カーテンエアバッグはポイントはかなり大きいのではないでしょうか。
新型ジムニーの安全性についてより詳しい情報はこちらを参考にどうぞ。
総合得点は「ハスラー」が勝利
引用:スズキ公式HP


どちらもそれぞれの特徴がありましたが、ほぼ互角の結果でした。同じ軽SUV車でも両車それぞれコンセプトがあり、乗る目的によって選ぶ必要がありますね。
勝負結果からそれぞれのコンセプトや目的別に比較するとこうなります。
- 大人2人まで、または1人で趣味用として楽しみたい。
- 悪路をガンガン進んで旅もしたい、運転している感を感じたいオフロード派。
- 燃費も良く、実用的に街乗りで使いたい。
- 大人4人でも乗りやすく、家族でドライブもしやすいファミリー派。
新型ジムニーもハスラーも、カラーバリエーションが豊富で個性的なものもあるので、より個性を出したいという方はどちらでも良いですね。
こちらでは、新型ジムニーと比較している車種があります。是非ご覧ください。
まとめ
- ハスラーの方が小回りが利き普段使いしやすい。
- ハスラーの方が室内が広く、収納スペース数が多い。
- フルフラットにした荷室の広さは両車ほぼ互角だが、ハスラーは段差が大きい。
- 新型ジムニーの方が乗り心地が安定していて高評価。
- ほぼ同グレードで比較すると、ハスラーの方が安い。
- ハスラーは公式燃費より実燃費が低くなるが、新型ジムニーより燃費が良い。
- 悪路走行では圧倒的に新型ジムニーが強い。
- エアバッグ数や安全装備面が新型ジムニーの方が良い。
- 「趣味向け」新型ジムニー、「利便性」ハスラー。
総合的にはハスラーが良い結果となりました。軽自動車は街乗り重視が多いので、燃費面から見てもハスラーの人気はこれからも伸びていくのではないでしょうか。
一方の新型ジムニーも、フルモデルチェンジをして先代のジムニーより良くなったという高評価でした。旦那さんは新型ジムニー、奥さんはハスラーの「スズキ一家」なんてのも良いかもしれませんね。今回の記事が車選びのお役に立てれば幸いです。
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