SX4 S-CROSSの意味・由来とは?更にその歴史も紹介

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スズキの逆輸入車の代表格である「SX-4 S-CROSS」。コンパクトなボディと本格的な走りを楽しめるSUVとして海外はもちろん、日本でも注目されている一台です。

でも、この「SX-4 S-CROSS」ってそもそもどんな意味が込められているのでしょうか?名前の意味を知れば、より一層その車の魅力が見えてくるはず!!

ということで、今回は「SX-4 S-CROSS」の由来と意味、そして歴史について紹介していきます。

 

SX-4 S-CROSSの意味は、クロスオーバーの中のクロスオーバー

引用:スズキ公式HP

車名の由来、意味を知りたければ、やっぱり公式の答えを見てみるのが一番確実ですよね。今回は、スズキが販売している車なのでスズキのHPから、「SX-4 S-CROSS」の由来・意味を見つけてきました。

それが下記です!

スズキ公式HPでの解説

SX-4 S-CROSSは二つの名前がくっついている名前です。二つの名前とは「SX-4」と「S-CROSS」。歴史のところで詳しく紹介しますが、SX-4 S-CROSSは、SX-4という車から始まった車なんです。だから、初めに「SX-4」があって、それに「S-CROSS」が付いた名前になりました。

スズキの公式サイトでも、「SX-4」と「S-CROSS」がそれぞれ説明されていました。

喜富(よしと)
車の名前を見ると、いつ販売された車なのか、どんな特徴があるのかがわかって面白いですよね!

【SX-4】

Sport X-over 4wheel(4season)の頭文字を併せた造語。

「S」はスポーツを、

「X」は「スポーツコンパクトカーの革新」と「SUVの伝統」のクロスオーバー(融合)を、

「4」はスズキが得意とする4WD技術と、4シーズンいつでも楽しめる走りのキャパシティーを表わしています。

引用:スズキ公式HP

【S-CROSS】

「SX4 S-CROSS」は、クロスオーバー車としてご好評いただいた「SX4」に、「S-CROSS(スマート クロスオーバー)」というサブネームを付けることで、新しいクロスオーバー車であることを表現しました。

引用:スズキ公式HP

まとめると、スポーツを楽しむためのコンパクトで、1年中いつでも使える機能性の高い車、しかも新しいという感じでしょうか。

喜富(よしと)
スポーツというと運動ってイメージだけど、英語では「釣り」とかも含まれるから、アウトドアってイメージが近いね
英凪(えな) 妻
へぇ、じゃあ、喜富もあたしもスポーツマンってことね
喜富(よしと)
そうだね(笑)SX-4にも、S-CROSSにも、「クロスオーバー」という意味が込められているんだよね。だから、スズキとしては、SX-4 S-CROSSは、スズキ的クロスオーバーの基本中の基本って気持ちを込めているんじゃないかなぁって僕は思っているんだ

SX-4 S-CROSSの前身も「クロスオーバー車」

SX-4 S-CROSSが「クロスオーバー」を意味しているというのはスズキの公式サイトからわかるけれど、由来となると名前だけではわからないですよね。

SX-4 S-CROSSの前身は、SX-4という車でした。SX-4とSX-4 S-CROSSとの違いは、アップグレードされたかどうかくらいのイメージです。だから、由来となるべき車となると、SX-4よりの前身までさかのぼる必要があります

SX-4の前身は、「エリオ」という車です。

エリオは、2001年から2007年まで販売されていた車で、セダン型とハッチバック型の2つの型で販売されていました。セダン型というのは、人が乗る場所と荷物を載せる場所(トランク)が仕切られている車を指します。ハッチバック型は、人が乗るスペースと荷物を載せるスペースがつながっている車です。

エリオが目指したのは「ミニバン」的な乗り心地と「ワゴン」らしい使い勝手でした。この「ミニバン」と「ワゴン」の特性を両方持つというコンセプトは、「クロスオーバー」の考え方と全く同じなんですよね。

喜富(よしと)
SX-4 S-CROSSが「クロスオーバーの中のクロスオーバー」と僕が考えるのは、こうした車の由来も関係しているんだ
プチまとめ
「SX-4S-CROSS」には、SX-4以前からクロスオーバー車としての素質があった!

 

SX-4 S-CROSSの歴史

では、SX-4 S-CROSSがどんな道をたどって、現在のような形・性能になったのかという歴史を一緒に見ていきましょう!

イタリア・フィアットとの共同開発

始まりは2006年。場所はハンガリー。

英凪(えな) 妻
え?ハンガリー?ハンガリーって、あのハンガリー?
喜富(よしと)
あのって言われてもわからないけど、たぶんそのハンガリーだよ。「ドナウの真珠」と呼ばれる街並みが有名な、あの国だね
英凪(えな) 妻
あぁ、何となく聞いたことあるかも。でも、どうしてハンガリーなの?
喜富(よしと)
スズキは世界に車を販売しているんだけど、それには海外にある工場ってのが大事になってくるんだ。ハンガリーには、マジャールスズキという工場があって、ヨーロッパに向けた車作りの一大工場になっているんだよ。

現在は、SX-4 S-CROSSのほかにエスクード、スイフトなどを生産しているんだ。以前には、ソリオを生産していたこともあるから、マジャールスズキ=売れ筋を作る工場とも言えるね

英凪(えな) 妻
ということは……。SX-4 S-CROSSはヨーロッパ向けの車だったってこと?
喜富(よしと)
そう!いいところに気が付いたね。SX-4 S-CROSSはマジャールスズキの工場で世界向けに作られている車なんだ。ということは……
英凪(えな) 妻
SX-4 S-CROSSは外国車ってことね!
喜富(よしと)
ご名答!!スズキの車というと国産車ってイメージなんだけど外国車なんだよね。ちょうど、トヨタのレクサスみたいなものだね。とは言いつつ、SX-4に関しては国産車(日本国内製造)だったんだ

ハンガリーのマジャールスズキで、イタリアの車メーカー・フィアットと共同開発をして誕生したのが「SX-4」です。先ほども言いましたが、「SX-4」は「SX-4 S-CROSS」の前身となります。

スズキとフィアットがどうして提携したか、について明確な情報は見つかりませんでした。

でも、僕が憶測するに、日本でのコンパクトカーを引っ張ってきたスズキと、ヨーロッパでコンパクトカーを作り続けてきたフィアットには、お互いにコンパクトカーに対する思い入れがあって、それがコンパクトでも走りにこだわるSUVの共同開発になったんじゃないかなーと思います。

車の骨組みのことをプラットフォームと言いますが、その車の基本の形は「スイフト」のものが使われました車の心臓部分であるエンジンは、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンが開発されました。

英凪(えな) 妻
あれ?ディーゼルエンジンって、日本ではダンプとかバスとかの大型車で使われているイメージね。コンパクトカーだとなじみがないけど……
喜富(よしと)
そうだよね。日本だと一部のメーカーが扱ってはいるけど、基本はガソリンエンジン車がほとんど。でも、ヨーロッパではディーゼルエンジン車はポピュラーなんだ

開発された車はスズキとフィアットでそれぞれ販売されることになりました。

英凪(えな) 妻
じゃあ、スズキでもフィアットでも同じ車が販売されていた、ってこと?
喜富(よしと)
骨組みとエンジンが同じ車で、表情(フロント部分)が違う車、だね。フィアットから出された車は「SEDICI」、スズキから出された車が「SX-4」なんだ

【フィアット SEDICI】

【スズキ SX-4】

英凪(えな) 妻
同じ車って言われても気づかないわ……
喜富(よしと)
姉妹車だからね

このSX-4、フィアットのSEDICIは2006年に販売が開始されました。

SX-4は静岡にあるスズキの工場で、フィアット・SEDICIはハンガリーのマジャールスズキで製造されました。この時には、ドアが4つの「4ドア」と呼ばれるセダンタイプと、ハッチバック(荷台のドア)を含めた「5ドア」のハッチバックタイプの2タイプを販売。

友人
デザインは、イタリアの名門とも呼ばれる工業デザイナー集団「イタルデザイン」がしているんだ。まぁ他の車に比べると、地味ではあるんだけど、ほのかに漂うオシャレ感とか、SUV時代の先駆け的デザインとしてはやっぱり光るものがあるよね
喜富(よしと)
イタルデザインって有名なの?名前だけ聞くと日本人デザイナーみたいだけど
友人
(笑)確かに。至さんとか、普通にいそうだよね。でも違うんだなぁ。イタルは「Ital.」でイタリアを意味しているんだと思う。有名なのは「マセラティ・ブーメラン」だよね。見てよ、このとんがったデザイン

https://www.instagram.com/p/BpZIwUfHhGo/?utm_source=ig_web_copy_link

喜富(よしと)
へぇ、すごいところがデザインしていたんだね。そう思うと初代SX-4にも乗りたかったなぁ
友人
外見のかっこいい車もいいけど、自分でカスタマイズした車っていうのもいいもんだぞ。やっぱり、手をかけた分だけ愛着が湧くし!
喜富(よしと)
手をかけた分だけ愛着が湧くのは、わかるなぁ。手に入れるのに苦労した分だけってのもあるけど!
ラベル名
SX-4はフィアットとの共同開発車です。デザインも有名なデザイン工房が行いました。

 

SX-4の生産中止、そしてS-CROSSへ

有名デザイン会社のデザイン、街中もアウトドアも楽しめるSUVの先駆け的存在などで、ヨーロッパを中心に注目を集めたSX-4ですが、2014年日本での製造・販売が終わり、その歴史に幕を閉じました

そして!SX-4のDNAを受け継いだのが、「SX-4 S-CROSS」であり、フィアットの場合は「500x」になります。ただ、残念なことに、フィアット500xはスズキとは全く関係のない車になってしまったんです。ですが、車の外観だけなら、SX-4 S-CROSSよりもフィアット500xがより一層SX-4の面影を残しています。

【フィアット 500x】

参考:フィアット公式HP

【SX-4 S-CROSS】

参考:スズキ公式HP

「SX-4」と「SX-4 S-CROSS」の違いが外観以外よくわからない、という人もいますよね。

その違いは大きく4つです。

SX-4とSX-4 S-CROSSの違い
  1. 車のサイズが大きくなった!
  2. ホイールベースが長くなった!
  3. 荷物がたくさん置けるようになった!
  4. 4WDのおもしろさをより体感できるようになった!

それぞれ詳しく見ていきましょう。

まず【1.車のサイズが大きくなった!】です。

具体的には、全長×全幅×全高が 165mm×35mm×-10mm ずつ大きくなりました。(高さは減ってますが……)

SX-4は全長4135 mm x 全幅1730 mm x 全高1585 mmだったのに対し、

SX-4S-CROSSは全長4300 mm x 全幅1765 mm x 全高1575 mmになりました。

微妙な差なので、SX-4から乗り換えた人でもそれほど大きくなったのは感じられないかもしれませんね。

次は【2.ホイールベースが長くなった!】です。

ホイールベースというのは、前輪の中心から後輪の中心までの長さを言います。

ホイールベースの長さが長くなると、直進走行での安定感が増します。更に、車の後ろがゆったり広くなります。一方で、小回りは効かなくなります。

SX-4は2500mmだったのに比べ、SX-4 S-CROSSは2600mmで、100mm(10cm)ホイールベースが長くなりました。

これによって、車を走らせたときによりより快適になったんです。

次は【3.荷物がたくさん置けるようになった!】です。

先ほど、ホイールベースの話をしましたが、10cm長くなったホイールベースのおかげでSX-4 S-CROSSの後部座席、荷物置き場が広くなりました。

その差は歴然の430Lアップです。

430Lと言ってもいまいちピンとこないですよね。一人暮らし用の小さめの冷蔵庫(冷凍・冷蔵2ドアタイプ)のものが88Lくらいです。430Lはその3.5倍くらいになります。一人暮らしの人は自分の家の冷蔵庫の中身×3.5の山を思い浮かべてください。

それがSX-4 S-CROSSで大きくなった荷物置き場の広さです。なかなかな広さですよね。

最後は【4.4WDのおもしろさをより体感できるようになった!】です。

4WDは4輪駆動のことで、車が走るときに4つのタイヤ全てが動くことを言います。

街中で運転するだけなら、2WD(2輪駆動)で問題はないのですが、急な上り坂、ぬかるみ、道なき道などでは車が動かなくなってしまうケースがあります。そんなときも4WDなら、険しい山道も走りこなせてしまうのです。

SUVといえば4WDというほど標準装備なのは、アウトドアで使用するシチュエーションが想定されているからでしょう。とはいえ、普段2WDに乗っている人にとっては、4輪駆動になってもどう操作していいのか、どんな時に4駆にしたらいいのか?と悩みますよね。

実際、僕も4駆にすることはできても自分で変えたことはありません。

SX-4 S-CROSSでは、「ALLGRIP」というスズキ独自の4輪制御システムが搭載されています。これは、道路状況によりモードを選択するだけで、運転者が2WDと4WDを変えることなく最適な走りをサポートしてくれる、というものです。

ALLGRIPでは4つのモードが選べます。

AUTO 通常は2WDで、車がスリップすると4WDに自動で切り替わる。走行が安定すれば再び2WDに戻る。
SPORT 4WDで走る、コーナリングの操作性をあげる。アクセルを離しハンドルを切ると2WDになり、加速で再び4WD に戻る。
SNOW 雪道やアイスバーンを走行する際に状況に応じて後輪を駆動させ、安定した走りをすることができる。
LOCK ぬかるみなどにはまった際、空回りしているタイヤの駆動を止め、他のタイヤに力を集中させる。

参考:スズキ公式HP

喜富(よしと)
AUTOにしておけば、車が状況に応じて2WDと4WDを切り替えてくれるんだ。悩まなくていいね
英凪(えな) 妻
モードの名前もわかりやすいよね。これなら女性でも使い分けできそう
喜富(よしと)
そうだね。でも、雨の日走行もほとんどしないし、雪道では走らないし、ぬかるみに行く予定もないということだったら、2WDも選べるんだ。そういう人は、無理に4WD車にしなくてもいいかもね

釣りやサイクリング、キャンプなど自分の趣味のものを詰めることができて、快適な走りをサポートするというSUVの機能を伸ばした車、それがSX-4 S-CROSSなんですね。

プチまとめ
SX-4からSX-4S-CROSSになって、走り・居住性がより一層増しました

デザインだけ?!2017年6月のマイナーチェンジはいまいちだった

2013年にヨーロッパから販売を開始したSX-4 S-CROSSですが、日本仕様車のみ2017年6月にマイナーチェンジがされました。

変更点は車の前側のデザイン変更&タイヤサイズアップです。見た目がいかつく、外国車っぽくなったんですが、正直それだけの変更点でした。

これにはネットでも苦言がちらほら……

こいつのウィークポイントは今や標準の安全ブレーキが付いていないところ
デザインや性能も15年前な雰囲気・・・

引用:価格.com

はっきり言って
2009年モデルのGOLFと比較して
安全性も燃費も購入意欲が湧かない。
むしろ購入者の
デザイン意外での購入理由を聞いてみたい。

引用:価格.com

車は見た目で選ぶんじゃない!SUVだから余計に、そう感じる人が多いみたいですね。

喜富(よしと)
最近は安全性能への関心も高まっているからね。この時、マイナーチェンジをするなら安全機能を付けるでしょ?と多くの人が思ったんだよね
販売員
SX-4S-CROSSのデザイン面の変更は、ヨーロッパやアフリカ、中南米など世界での評価が高かったからなんです。でも、日本人としてはそれよりも「安全性能」が欲しかった、というところでしたね
プチまとめ
デザインだけのマイナーチェンジは不評でした

2019年4月の仕様変更で、SX-4 SCROSSは「神車」に昇格

でも、そこで終わらないのがみんなの味方スズキ。それから約2年をかけて、今年(2019年)に発表された新仕様車でSX-4S-CROSSは神車に昇格したのです!!

今回の変更はよかった。変更というよりバージョンアップという言葉が相応しいくらいです。というのも、2016年のマイナーチェンジのときにはおざなりにされていた、安全機能がフルパックで追加されたからです。

もう最近のニュースを見ていると車の運転は命を預かっている、ということが痛感させられますからね。車にこうした安全性能が付いているというのは、運転者として、また一市民として安心できる材料です。

ここが変わった!SX-4S-CROSS

変わった6ポイント
  1. レーダーブレーキサポートⅡ……車からレーダーを出して前の車の状況を察知し、衝突しないよう警告音やブレーキが作動する。
  2. アクティブクルーズコントロール……前の車との車間距離を推定し、自動でスピード調整を行う(40km~/h)
  3. 6つのSRSエアバッグ……運転席・助手席のSRSエアバッグ(頭を守る)各1つ合計2つ、SRSカーテンエアバッグ(側頭部を守る)両側1つ合計2つ、フロントシートエアバッグ(胸部を守る)運転席・助手席各1つ合計2つの計6つのエアバッグ
  4. 助手席シートベルトリマインダー……助手席に人が座った際、シートベルトをしていないと警告音がする
  5. エマージェンシーストップシグナル……急ブレーキをかけるとブレーキランプに加えて、ハザードランプが高速点滅して後ろの車に注意を促す
  6. 6スピーカー……前の座席には左右に2ツイータースピーカー、後部座席に2つのスピーカーの合計6個のスピーカーが装備

参考:スズキ公式HP

1~5までが安全な走りをするためのサポート機能なんですね。

喜富(よしと)
子供を持つ親としては、ここに後「歩行者検知式自動ブレーキ」が付いてくれれば完璧だったなぁ

と、まだ安全性能面では改善の余地あり、ですが、人気のコンパクトSUVであり、デザイン面でも他の車に埋没しないオリジナリティがあるSX-4S-CROSSは、これからまだまだ日本で売れていきそうです。

プチまとめ
2019年4月の仕様変更で、SX-4S-CROSSに欠けていた安全性能がアップしました

 

クロスオーバー車はSUVなの?そもそもSUVって何?

SX-4S-CROSSは「クロスオーバーの中のクロスオーバー」と最初に説明しました。でも、そのあとの紹介では「SUV」って言葉を使ったり、「クロスオーバー」って言葉を使ったりしました。

似たようなもの、というのはわかりつつも、この2つの言葉がごちゃ混ぜになっている人もいるかも、と思ったので、簡単に説明しますね。

SUVってかっこいいし、走ることに長けてそうだしいいなぁと思っていても、言葉の意味が曖昧だと紹介文を読んでも消化しきれないこと、ありますよね。

かくいう僕も調べだした当初は、なんとなーくこんな意味かなぁと思って読んでいることが多かったんです。でも、言葉の意味をしっかり調べて知ってからのほうが、断然説明がわかりやすくなった経験があるんですよ。

SUVとクロスオーバーの関係

SUVとクロスオーバーの関係は、SUVが車の種類(ワゴンとかセダンとか軽自動車とか)であり、親集団になります。クロスオーバーは、SUVの中の一つになります。

そもそもSUVって何?

SUVは、スポーツ・ユーティリティ・ヴィーグル(Sport Utility Vehicle)の頭文字をとった言葉です。意味としては、どんなシーンでも使える車、というのがイメージに近いでしょう!RVと呼ばれることもあります。

SX-4 S-CROSSの意味で、「S」はスポーツだよ、と言いましたが、SUVの「S」と同じなんです。

喜富(よしと)
スポーツと聞くとアクティブなイメージがするので、それだけフットワークの軽い車なんだって直感的にわかるね

クロスオーバーはどんな車?

SUVの1種類である「クロスオーバー」は、英語の意味としては「交差路」となります。交差するには2つのものが必要ですよね。だから、クロスオーバーは、二つの特性を持った車ということなんです。

ただ、SUVの中のクロスオーバーというと、街中での走りを意識したSUVとなります。

車の中の居心地(空間、シートなど)、荷物がたくさん載る、街中・高速・オフロードどこでも快適に走れる、見た目がスタイリッシュなどの特徴があります。

SX-4 S-CROSSはこのクロスオーバーになります

クロスオーバーとSUVは同じこと?

クロスオーバーをSUVと置き換えても、意味上は間違いではありません。でも、SUVをクロスオーバーと置き換えると、ちょっとつじつまが合わないところが出てきます。

例えば、SUVの種類の一つに「クロスカントリー(クロカン)」があります。クロカンはオフロードに特化した車なので、道なき道を突き進むイメージが強いです。

クロスオーバーではオフロード走行ができるものが多いのですが、それよりも大きな荷物も載せられたり、外見のおしゃれさが優先されたりします。

でもSUVと言ってしまえば、オフロードに強い車、街中走行に強い車の両方が含まれます。

喜富(よしと)
SUVと言えば、SX-4 S-CROSSもジムニーもランドクルーザーもレクサスもぜーんぶ含まれるってことだね。確かに、今挙げた4車種は見た目も使い方も違うなぁ
プチまとめ
クロスーバーはSUVの中の一つ。街中でも、アウトドアでも使えるオシャレなSUVがクロスオーバー

 

最新SX-4 S-CROSSは「世界のSUZUKI」を感じる一台

クロスオーバー車は日本ではここ数年高い人気が続いています。実はそれは海外でも同じことです。

そもそも「SUV」という言葉自体、アメリカ生まれアメリカ育ち。日本では舗装された道が多いですが、世界に目を向ければまだまだ未舗装の道路もたくさんあります。

また日本では短い距離を走る街中走行が多いのですが、アメリカなどは長距離移動は当たり前です。SUVが人気が出るのは当然でしょう!

SX-4 S-CROSSを出しているスズキですが、日本でスズキと言えば「軽」のイメージが強いですよね。でも、「軽自動車」という自動車の区分自体が日本だけのもので、世界には「軽自動車」という概念がないんです。

フォードもBMWもベンツもフィアットもタタモーターズも、トヨタもスズキも「自動車」という世界でしのぎを削っているんです。その中で、ヨーロッパやインドなどでスズキの車はたくさん乗られています。

世界のSUZUKIユーザーが考えるスズキのイメージは、ずばりジムニーです。そのジムニーの根底にあるのは、どんな場所にも行けるのに、乗りやすい(コンパクトサイズな)車です。

SX-4 S-CROSSも同じ遺伝子が流れているからこそ、ヨーロッパ、中南米、アフリカ、インドなどで人気になっているんでしょうね。

喜富(よしと)
世界が愛するSUZUKIが詰まった一台、とも言えるかもしれないね
プチまとめ
SX-4S-CROSSが愛されるのは、SUZUKIの精神が根付いているから!

 

SX-4 S-CROSSは日本でこそ実力が本領発揮される

SX-4時代から街中での走りを意識したコンパクトSUVとして世界に認められてきたSX-4S-CROSS。

大きさはコンパクトながらも、車内空間は広々とし、走行性能もいい。更には、まだ改善の余地ありといえども安全性能も充実している

となれば、これは今の日本に求められている車とも言えるかもしれません。普段は海外で売られているSX-4S-CROSSなので、日本で売られる分は「日本仕様」にして輸入されます。

だから、メーカー側も在庫を持たないよう販売台数は少なく設定されています。ということは、これは周りとちょっと違う車が欲しい、という人にも朗報なんです。

折角、車を買うのだから周りに埋没する車ではなくて、周りから一目置かれる車がいいな、と思っている人は、SX-4S-CROSSを検討する価値ありですよ。

販売員
ブルー、レッド、ホワイト、ブラックのメタリック4色のカラー展開をしています。どの色もスタイリッシュで、駐車場で止まっても周りから注目されるでしょう
プチまとめ
スズキだけどスズキっぽくない。SX-4S-CROSSは「人とは違う車」を求めている人におすすめです

 

まとめ

SX-4S-CROSSの意味・由来、歴史を見てきました。

  • SX-4S-CROSSの意味は、スポーツを楽しむためのコンパクトで、1年中いつでも使える機能性の高い車、しかも新しい
  • SX-4S-CROSSの由来は、「エリオ」の乗り心地と走りを追求した「クロスオーバー車」
  • SX-4S-CROSSの歴史は、常に世界を舞台にその魅力を発信し続けてきたSUV車
  • SX-4S-CROSSのこれからは、安全性能をより強化することで日本でもより人気が高まっていきそう

SX-4S-CROSSに少しは興味を持っていただけたでしょうか?

周りとは違うSUVがいいと思った人がまず目を付けて欲しいのが、このスズキSX-4S-CROSSです。

更にSX-4S-CROSSの魅力を知るには、いろいろな側面から知るのが一番!

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