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こんにちは、よしとです。
今年で誕生40周年の「メルセデス・ベンツGクラス」(Mercedes-Benz The G-Class)。今回はこの「ベンツGクラス」の名前の意味と由来から、歴史やルーツについて熱く語っていきます。
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ベンツは高級車?









「メルセデス」とは、1899年当時、ダイムラー車の販売代理店を経営していたドイツ人の富豪の娘(メルセデス・ジェリネック)の名前からです。
販売する自動車に、「ダイムラー」という硬い響きは避け、当時流行していたスペイン風の響きを持つ名前を付けました。「メルセデス」ブランドは非常に有名になり、ダイムラーは1902年「メルセデス」を商標登録しました。
ちなみに欧米では一般的に「メルセデス」と呼ばれるのに対して、日本では「ベンツ」と呼ばれることが多いです。ちなみに「メルセデス」はスペイン語で“神のご加護”という意味もあります。



欧米では色々な所で「メルセデス・ベンツ」が活躍しています。バス、タクシー、トラック、農耕用などの作業車まで。
本日4月28日より、関西国際空港の第1ターミナルと第2ターミナルを結ぶ南海バス第2旅客ターミナル線で、連接バスの運行が始まりました!
メルセデス・ベンツの「シターロG」で、空港営業所に2台が導入されています。
うち1両(1910)には、関空がある田尻町のラッピングがされています。 pic.twitter.com/WXWQ5dSIJN— 近畿大学文化会鉄道研究会【公式】 (@kindai_tetsudo) April 28, 2017
日本でも。


3つの先端は「陸・海・空」のそれぞれの分野での事業の繁栄を表しています。
「ベンツ」が誕生してから、133年。長い歴史の中で良い製品を作り続けた結果、高級になっていったのではないでしょうか。欧米では廉価版もあり、多種多様な「ベンツ」があります。良い製品だから高くて当たり前という感覚でしょうか。日本での高級車専門メーカーとしてのイメージとはちょっと違いますね。
ベンツの歴史
11月25日は、メルセデス・ベンツの創業者、カール・ベンツの誕生日だ㌧
彼は世界初の実用的なガソリン自動車を発明した㌧
当時自動車の有用性は認知されず、馬の通行の邪魔程度の扱われ方だった㌧
そんな中妻ベルタは、自ら自動車で長距離移動をして見せることで、その有用性を示した㌧#今日は何の日 pic.twitter.com/NTfS9J5lvq— CASTON (@ut_caston) November 24, 2018
では、軽ーく「ベンツ」全体の歴史を見ていきたいと思います。
ベンツが人類史上初の「自動車」を作った!
カール・ベンツ(1844~1929年)が1886年1月に世界初の自動車「ベンツ・パテントモーターカー」を完成させ、ドイツ政府による特許も取得。販売開始。
それより少し後にゴットリープ・ダイムラー(1834~1900年)も自動車を完成。「モトキャリッジ」として販売開始。
「ベンツ・パテントモーターカー」が0.89馬力、「モトキャリッジ」が1.1馬力。今の原付50㏄バイクがだいたい4.5~7.5馬力なので、走った方が早いかもです。


画期的な発明にもかかわらず、売れ行きは悪かった。世間はまだ「馬車」の世界だったので、実用性に気付かなかった。「馬を怖がらせる邪魔者」と言われていたそうです。
妻がインフルエンサー

引用元:メルセデスストーリー公式HP
そこで、カール・ベンツの妻のベルタ・ベンツは夫の発明を世間に認めてもらうため、2年後の1888年8月、夫が寝ている間に内緒で2人の息子と共に車に乗りマンハイムの町を出発。当時の道は舗装されてないので、タイヤもまだ自転車用が発明されたばかりなので、かなり過酷だったそうです。
当然ガソリンスタンドもないので薬局でシミ抜き用のベンジンを購入してそれを給油しながら旅を続けました。やがて陽の暮れる頃106km離れたプフォルツハイムの町に到着。車の回りには人々が集まり、ベルタたち親子は賞賛されました。
この時の速度(距離と時間による)では、当時の馬車なら10頭以上の馬を乗り換えなければならないので、この成功により夫の発明は有名になり、妻ベルタは世界初の女性ドライバーとして歴史に名を残すことになりました。




2社合併


引用元:メルセデスストーリー公式HP
時は流れて、1926年。第一次世界大戦でドイツは敗戦したので、経済が破綻。
カール・ベンツの「ベンツ&シー・ライニッシェ・ガスモトーレン・ファブリーク」社と、
ゴットリープ・ダイムラーの「ダイムラー・モトーレン・ゲゼルシャフト」社がドイツ銀行を通じて合併。
ダイムラーは1902年から市販車に「メルセデスブランド」を使用し、販売を拡大していた。そのダイムラーとベンツが融合し、「メルセデス・ベンツ」の誕生となります。
新会社の社名は「ダイムラー・ベンツ」に決定。新会社はすべての自動車を「メルセデス・ベンツ」(「メルセデス」と「ベンツ」をとった)ブランドで製造することも決定しました。


社名はこの後2回変わります。
1998年、アメリカの自動車メーカー「クライスラー」を吸収合併し、社名を「ダイムラー・クライスラー」に変更、約70年にわたる「ダイムラー・ベンツ」の歴史に幕を下ろした。
2007年、「ダイムラー・クライスラー」は不振のクライスラー部門を売却、2007年10月「ダイムラー」に社名を変更した。



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「ベンツGクラス」の歴史

さて、「メルセデス・ベンツ」の歴史はこれくらいにして、いよいよ「ベンツ・Gクラス」の歴史についてお話していきたいと思います。
超大物からの依頼
時に1972年。 「ダイムラー・ベンツ社」の株を18%も所有する超大物がいました。


当時のイラン王朝のパーレビ国王です。パーレビ国王は世界的に有名なカーマニアでした。「ダイムラー・ベンツ社」の株を18%も所有していました。そしてある日、こう言いました「我が国の砂漠地帯の国境警備や王族が狩猟に使う四輪駆動車が欲しいのだ!」
大株主&国王の意向により、「ダイムラー・ベンツ社」は開発を決めます。しかし四輪駆動車を造っていなかったため、自社のみで四輪駆動車を開発することは実質不可能でした。そこで大戦中に装甲車などを製造していたオーストリアの「シュタイア・ダイムラー・プフ社」と組むことにしたのです。
両社は「GfG」という合弁会社を立ち上げ、開発が始まりました。
「ゲレンデヴァーゲン」と「プフ・G」
ドイツの炭田やサハラ砂漠、さらに北極圏など厳しい気候の下でテストが繰り返されました。そして1974年についに最初の試作車が完成。
ここで新たに「GfG」社にもうひとつの目標が出来ました。それはドイツ連邦軍が新たに制式採用しようとしていた新世代の小型車両の開発です。
試作車は、軍部にも好評でしたが、もともと民間用と考えて造り始めた車両のために製造コストが高く、結果的には簡素で安価な「フォルクスワーゲン・イルティス」が制式採用されてしまいました。落選です。
1979年、いよいよ量産開始。名前はドイツ語でオフロード・カーを意味する「ゲレンデ・ヴァーゲン」と名付けられました。「ゲレンデ」は土地や山野の意味で、私達がスキー場などで使う時の言葉と同じです。「ヴァーゲン(ワーゲン)」は車両という意味です。
ドイツ語そのまま直訳ですと、「山岳用車両」ということになります。ちなみに「フォルクスワーゲン」もドイツ語で「フォルクス」は国民や民間という意味ですので、「民間用車両」ということになります。


さて、いよいよイラン国王に納品という段階になって、なんとイランに革命が勃発、イラン王国は崩壊。パーレビ国王と交わした契約は白紙になりました。

大丈夫です。完成度が非常に高かったので、一般の市場でも高い評価を得ることに成功しました。
「GfG」は、メルセデス・ベンツの「ゲレンデヴァーゲン」と「プフ・G」という2つのバッジモデルを一般に販売し始めました。両モデルの市場でのバッティングを避ける為、「プフ・G」はオーストリア、スイス、リヒテンシュタイン、ユーゴラスラビア、イギリス、アメリカで、「ゲレンデヴァーゲン」はそれ以外の国で売ることに決めました。
その取り決めは2000年を持って見直され、現在「プフ・G」は全体の10%に留まっています。

引用元:PUCH公式HP
しかし、アメリカでは2002年まで「ゲレンデヴァーゲン」からの販売ではなく、「プフ・G」が導入されていました。ちなみにアメリカ国内第1号「プフ・G」は、オーストリア人俳優のアーノルド・シュワルツネッガーが乗っていました。


軍用車「W461」の誕生
ドイツ軍への制式採用には一度は落選した「ゲレンデ・ヴァーゲン」&「プフ・G」。1981年、アルゼンチン軍に制式採用されることになりました。フォークランド紛争の準備の為でした。
これを皮切りにドイツ連邦国境警備隊で採用、オーストリア軍、スイス軍、NATO軍、国連軍、結果的にはドイツ連邦軍にも制式採用されることになります。
1981年に生産が開始された軍用車は「W461」、一般民間用車は「W460」と型式上でも区別され、基本的なボディデザインは同じでも様々な部分で異なっていました。そして軍用車は「ヴォルフ(ウルフ)」という別名も付けられました。


その後、「GfG」は解体となり、「ダイムラー・ベンツ」社が引き続き開発を、「プフ」社は下請けで生産を担当することになります。
あと、このモデルはW462型がギリシャのトラック・バス・軍用・自動車製造メーカーである「ELVO」向けに作られました。
「ゲレンデ・ヴァーゲン」から「Gクラス」へ

1990年、W463型が誕生しました。2代目「ゲレンデ・ヴァーゲン」です。
1993年、モデル名の再編が行われ「ゲレンデ・ヴァーゲン」は「Gクラス」となりました。
1999年、AMGを吸収。2014年からは「メルセデスAMG」として「メルセデス・ベンツ」のサブブランドとなります。
「AMG」とは、1967年レース用自動車エンジンの設計会社として創業した創立者の「ハンス・ヴェルナー・アウフレヒト(Hans Werner Aufrecht)、エンジニアの「エアハルト・メルヒャー(Erhard Melcher)」、アウフレヒトの故郷である「グロース・アスパッハ(Großaspach) 」の3つの頭文字を取って「AMG」としました。

そして「ベンツ・Gクラス」は2018年、新型Gクラスを販売開始。フルモデルチェンジ並に大幅なる改良がされていますが、型式(コードネーム)はW463型のままでの販売になります。
度重なる大幅な改良を加え進化し続けてきた「メルセデス・ベンツ」。今回はあえて”モデルチェンジ”とは表現していませんでした。
現行の日本での販売グレードは、「G 350」「G 550」「Mercedes-AMG G 63」の3つのラインナップになります。
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次世代へ


上記は「Gクラス」ではありませんが、今後の予測としては、テクノロジーの進化により、車自体の価値観が変わっていく時代に突入してきていると思います。AIの進化・自動運転へシフトしていく中で「モビリティ」としての車社会は、かなりの確率で2つに分かれると思います。
- 移動手段(モビリティ)としての車
- 運転する楽しみ(レジャースポーツ)としての車
運転を楽しむスポーツとしての車として、「メルセデス・ベンツ・Gクラス」が生き残っていくと良いなと思います。
メルセデスベンツは2月25日、新型『Gクラス』(Mercedes-Benz G-Class)のオフロード性能が体験できる「エクスペリエンスセンター」を、オーストリアに開設すると発表した。
この新型Gクラスのオフロード性能が体験できるエクスペリエンスセンターを、オーストリアの空軍基地跡地の滑走路に建設する。エクスペリエンスセンターは、2019年内に開業することを見込む。





まとめ
- ベンツが世界初の自動車を作り、133年もの歴史がある。
- 良い製品を作り続けてきた結果、品質への信頼により、多種多様なシーンで活躍している。
- 「ゲレンデヴァーゲン」は、軍用車両からではなく国王からの依頼で生まれた。
- 軍用への採用を目指して、初めは落選したが、後に制式採用された。
- 「ゲレンデヴァーゲン」から、その頭文字を取って「Gクラス」と名前が変わった。
- 新型Gクラスが体験できるエクスペリエンスセンターが、オーストリアに建設される。2019年内に開業。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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